今日は写真の断捨離について書きたいと思います(・∀・)
皆さんは写真を捨てたことってありますか?
断捨離に目覚める前のかつての私は写真は捨てるべきではないという思い込みから、これまでの人生で撮影した写真の全てを保管していました。
思い込みって恐ろしい…(´-∀-`;)
ではなぜ写真は保管しておくべきという思い込みをしていたのか?
どうしたら捨てられるようになったのか。
また、私が写真を断捨離することで実感できた、意外な効果をご紹介したいと思います。
アラフォー世代の写真の歴史
現在アラフォーの私ですが、子供の頃はカメラは一家に一台で、写真は今に比べると手軽に撮影できるものではありませんでした。
お出かけした時や学校の運動会など、ここぞという時に両親が撮影してくれるものだったので枚数も少なめです。
そして中学・高校時代。
使い捨てカメラの大ブームが起こります(笑)
当時、白黒やセピアカラーに撮影できるカメラなんかもあって、価格もお小遣いで買える程度でしたので写真がグッと身近になり、枚数もどんどん増えていくことになります(´-∀-`;)
同時期に携帯電話が普及し始めたことにより、徐々に紙の写真の枚数は減少していくことになるのですが、デジカメやスマホの手軽さから更に写真の量は増えていくのでした。
このように、デジカメもスマホもない時代に幼少期を過ごした私は、写真はなんだか貴重な物(笑)という価値観で育ち、写真を捨てるという発想が全くなかったのです。
写真は保存しておくべきという考えを断捨離
そんな私が写真を整理するきっかけになったのは本の断捨離中の事でした。
ある時、本棚を断捨離中にアルバムが目に入りちょっと開いてみました。(お掃除あるあるですね💦)
子供の頃のアルバムから中学・高校…と順番に見ていったのですが、高校生の頃の写真を見た時、何とも言えない嫌~な気分になりました。
その当時、一時期友達と上手くいかない時があって、その時の写真を見ると嫌な感情だけが写真を通して蘇ってきたのです。
今までは写真は捨ててはいけないと思い込んでいて、嫌な気持ちがする写真も何も考えずに保管していたけれど…
見返した時に楽しい気分にならない写真は手放そうと、当たり前の事にその時はじめて気がつきました。
洋服や本などかなり断捨離が進んでいた時だったので、自分の考えが少しづつ柔軟に変わってきた事を感じる出来事でした。
写真の断捨離方法
写真は洋服や本などと違い一度手放したら取り戻すことは出来ないので、断捨離も難しいと言われていますね。
ですが、写真を全てお墓まで持っていくことは出来ませんし、いずれはある程度の断捨離は必要になってきます。
そんな難しい写真の断捨離をするうえで大切にしたい事は、今見返してみて大切に思える(ポジティブになれる)写真かどうかだと思うのです。
なぜなら、
今の自分が大切に思えない写真を今後見たいとも思わないでしょうし
今後自分にとって大切な写真になる事はないからです。
私はまずこんな写真から処分しました。
見ると嫌な感情が蘇る写真
今の自分が見て嫌な気分になる写真は保管しておくメリットはありません。
場所の無駄遣いのうえに、気分まで害される写真は一番に捨てました。
写りの悪い写真
デジカメやスマホで写真を撮るのであれば、ピンぼけや酷い写りの物は削除して撮りなおすこともできますが、私の青春時代はネガを現像する紙の写真が主流でした。
すると、写真を撮った時には映り具合を確認できないので、現像した写真を見てみたらあり得ない不細工が…という事が多々ありましてね(´-∀-`;)
そんな写真ですら、アルバムの写りの良い写真の下に大切にしまってあったりして…💦
人に見られて辛い写真(笑)は捨てました。
なんとも思わない写真
例えば旅行の写真にありがちな、風景に感動して思わず撮ってしまった写真。
一緒に旅行に行った人との写真からは色々な楽しい感情が思い出されますが、風景だけとなると特に何とも思わなかったので手放しました。
美しい風景だけが見たいのならば、プロが撮った写真を見た方がよっぽど良いですよね。
他にも、若かりし頃の飲み会の写真とか…
特に仲が良かったわけではないけど記念(?)に撮った写真とか…
嬉しくも楽しくもなんともない写真(笑)を手放しました。
過去の彼との写真
これは当時の楽しい思い出もあるので残しておいても良いのですが、やはり見ると色々な感情が思い出されます。
写真を見る事で思い出される色々な感情そのものが、今の私には必要のない物なので手放すことにしました。
このように、今の自分に必要か必要でないかを考えて写真を断捨離すると、思わぬ効果を実感できました。
写真の断捨離効果
写真を捨てられなくて見たくもない写真まで保管していた私でしたが、いざ断捨離をして厳選したお気に入りの写真だけが残ると、今までにないほど気持ちがスッキリしました。
それは洋服や本を断捨離した時とは比べ物にならないほどです。
写真が捨てられないという事は、過去を大切にしたいという気持ちの表れであるとともに、自分では気づかなくても過去に囚われていたという事なのですね。
良い事でも悪い事でも、過去に囚われている状態というのは窮屈で重苦しいものです。
写真を断捨離をしたことで
写真の断捨離=過去よりも今を大切にする事だと気付きました。
まとめ
断捨離は今の暮らしを快適にする為に行うものだと思います。
『今の私』が快適に暮らすためには、『今の私』を基準にした断捨離をしなければなりません。
全ての断捨離に共通することだと思うのですが、その為には定期的なチェックと取捨選択が必要です。
私も写真を断捨離した当時は、その時の私が手放せる全ての写真を手放しました。
でも、『今の私』が残った写真を見直してみたら、他にも手放したい写真があるかもしれません。
『今の私』は時間とともに変化していきます。
常に『今の私にとってどうか?』を意識して見直し(断捨離)をしていくことで、今の暮らしを快適にアップデートしていきたいですね。